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文化財の紹介

金銅華鬘(金色堂堂内具)

国宝 平安時代末期

Keman (pendent ornament for Buddhist-sanctuary),gilt bronze.Design of Kalavinka.Heian Period,12th century

金色堂にかけられていた銅製鍍金の華鬘。華鬘とは花輪のこと。
インドでは生花を編んで輪にし、仏像の首や腕に掛けて供養した。のち、金属や皮、木などで花をかたどった華鬘がつくられ仏堂を飾るようになった。
団扇形の内側には極楽に咲くといわれる宝相華(ほうそうげ)を透かし彫りにし、中央に総角結びのかざり紐、左右には極楽に飛ぶ人面鳥・迦陵頻伽(かりょうびんが)を彫り起こし、浄土世界を演出している。

中尊寺金色院 蔵

螺鈿平塵案(経蔵堂内具)

国宝 平安時代末期

An (table) decorated with heijin lacquer and hōsōge flower design in mother-of-pearl inlay.Wood with lacquer. Heian Period,12th century

案とはものを載せる台。黒漆地に金の鑢粉(やすりこ)を細かく蒔き、要所には飾り金具を打ち、宝相華を螺鈿で表す。華奢な鷺脚(さぎあし)の曲線が優美である。

中尊寺大長寿院 蔵

紙本墨書中尊寺建立供養願文

重要文化財 建武3年(1336)

Kuyo-Ganmon (Veneration pledge for the temple construcion) of Chusonji. Black ink on paper. Nanboku-chō Period,14 th century

天治3年(1126)中尊寺落慶供養に捧げられた願文で、藤原清衡公による中尊寺建立の趣旨を知る上で第一の史料。失われた原本は藤原敦光が起草し、藤原朝隆の筆と伝える。嘉暦4年(1329)の奥書と端書のある輔方本と「鎮守大将軍」の奥書のある顕家本がある。顕家本は延元元年(1336)、北畠顕家19歳の筆になる。

中尊寺大長寿院 蔵

紺紙金銀字交書一切経

国宝 平安時代末期

Issai-kyō Sutra written in gold and silver on dark blue paper.15 handscrolls. Heian Period,12th century

紺紙に銀泥で界線を引き、金字と銀字で1行ごとに経文を書いている。初代清衡公の発願になるもので、永久五年(1117)から8ヵ年を費やして完成した。表紙は宝相華唐草文様、見返し絵には釈迦説法図や経の内容を表す絵など多彩な図様が示されている。本来5300巻ほどあったものであるが、桃山時代に山外に移動し、国宝指定のものでは十五巻が中尊寺に伝わっている。

中尊寺大長寿院 蔵

紺紙著色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図

国宝 平安時代末期

Konkōmyō Saishōou-kyō Sutra written in gold to form stupas on dark blue paper. Heian Period,12th century

紺紙に金泥で金光明最勝王経を塔の形に細字で写経し、一巻で一塔、計十塔からなる。塔は各部が精密にあらわされ、初層では釈迦如来が説法をおこなっている。塔の前には浄土の園池が広がり、仏法を聴聞する者が集う。塔の周囲には大和絵(やまとえ)風の彩色画によって経の意味が色彩豊かに展開している。
宝塔曼荼羅は、写経・造塔造仏・経典解説の三功徳を一度に成就する善行として平安から鎌倉時代にかけてしばしば描かれたが、本図はその中でも代表作である。

中尊寺大長寿院 蔵

木造阿弥陀如来坐像

重要文化財 平安時代末期

Seated Amida Nyorai (Amitabha). Wood with gold leaf. Heian Period,12th century

近世には境内の閼伽堂(あかどう)に伝来し、讃衡蔵安置以前は本堂の本尊。
阿弥陀如来は、四十八願を発し衆生(しゅじょう)を極楽浄土に導くとされる。足を結跏趺坐(けっかふざ)に組み、手は定印を結ぶ。一丈六尺(約485cm)の身丈にちなんで丈六仏と呼ばれるが、坐像のため像高は267.9cmである。カツラ材の寄木造り、定朝様(じょうちょうよう)の穏やかな像容である。

中尊寺 蔵

念珠残欠(金色堂須弥壇内納置棺副葬品)

重要文化財 平安時代末期

Pieces of Nenju (Rosaries). Heian Period,12th century

昭和25年(1950)、金色堂須弥壇内に安置されていた奥州藤原氏四代の御遺体学術調査が行われた。この調査により、棺内から多くの副葬品が発見された。
この中、清衡公の棺からは琥珀(こはく)や瑠璃玉(るりだま)、紫鉄刀木(むらさきたがやさん)など多彩な念珠残欠が発見された。秀衡公の棺には水晶の残欠が多く、それと一連のものが泰衡公の首桶からも発見された。

中尊寺金色院 蔵

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